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浦和【楽風】さんで土壁の改修~2026夏~

カテゴリー:土のこと 街のこと
浦和の街なかのオアシスのような、日本茶喫茶・ギャラリー「楽風」さん。
2年前の床改修に続いて、今夏は土壁改修の工事を行わせていただきました。
楽風さんは元々お茶の保管庫として使用されていた納屋を改装したお店で、
今年で築135年。国の有形文化財にも指定されている建物です。
ご相談いただいたのは今年2月の雪の残る日のこと。
私は建築士で手を動かすのは好きですが、とても土壁など塗れません。。

そこで、旧知の発地左官さんに現地を見てもらい、土壁見本を見ながらオーナーさんと打合せ。
元々は荒壁(下塗り)そのままの土壁ですが、特にもろくなって崩れそうな部分があり、
なるべく当初の雰囲気を残すためにも、今回はその部分のみを改修することにしました。

そして、お盆休みを養生期間(乾燥)にあてようということで、この時期の施工となりました。
何もできない私の出番はなく、発地さんの仕事を楽しみに見学するのみです!(笑)
そんなわけで、オーナーさんも大満足してくださった素敵な壁に仕上がっております。

これで、楽風さんの土壁は3つの表情になりました。
①元々の荒々しい壁
②押さえの効いた、おだやかな土壁(2階ギャラリー)
③今回の、表情ある土壁(階段&2階通路の一部)

今回の土壁は、時間が経つにつれて色が変化していく工夫がされています。
訪れるたびに、おそらく気付かないほど小さなその変化を確認するのもまた楽しみ。
楽風さんを訪れた際には、ぜひ「3種の土壁」にもご注目ください。

それにしても左官職人さん(発地さん)の腕は凄いの一言。

時間の中で、季節の中で、光の当たり方でその表情が変化して、ずっと眺めていられる壁。
住宅の壁でも土壁仕上げはできるので、そのような機会が訪れますように。
 
taruShiru株式会社 一級建築士事務所
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